Person of Interest

Category : All, TV series · by 1月 9th, 2013

明けましておめでとうございます。

昨年末からかなりハマってしまってるドラマがあります。

Person of Interest

“我々は見られている。政府の極秘のシステム”マシン”によって常に監視されている。開発したのはこの私だ。テロ行為を未然に防ぐためにマシンを設計したが、一般人を巻き込む凶悪犯罪も検知する。政府には”無用”の犯罪だ。政府は何もしないので、私が防ぐと決意した。まずは共に戦う腕の立つ相棒が必要だ。我々は当局の目をかわし秘密裏に動く。もしマシンが番号を告げたら、被害者でも加害者でも…必ず探し出す。”

—Opening voice-over by Mr. Finch

Wikipediaより

ジョン・リース(ジム·カヴィーゼル)は、元グリーンベレーでCIAの現地工作員であり、とある事件により死亡したとされたが、実はニューヨーク市の遺棄された建物の中で生活している。孤独な億万長者のコンピュータの天才、ハロルド・フィンチマイケル・エマーソン)は彼に近づき仕事を持ちかけた。フィンチは9.11の後、国内のあらゆる監視装置から収集した情報を分析して将来のテロ攻撃を予測する政府のコンピュータシステムを構築したと説明する。フィンチは、そのコンピュータは普通の犯罪をも予測することを発見する。政府はその結果に興味を示さなかったが、フィンチは予測された犯罪を阻止することを決意する。彼は軍やCIAで得たスキルを駆使して監視を行い必要に応じて介入する能力のあるリースを雇う。フィンチはシステムに組み込まれたバックドアから、さし迫った犯罪に関与する人物の社会保障番号を受け取る。その犯罪の内容、発生時期、その人物が被害者なのか加害者なのか不明だが、リースとフィンチは犯罪を防ごうとする。彼らは、リースが脅迫して協力させた腐敗警官のライオネル・ファスコケビン・チャップマン)、そして、リースの自警団的行為を調査していたジョス·カータータラジ・P・ヘンソン)の2人のニューヨーク市警の刑事の協力を得る。カーターとファスコはお互いにNYPDの相棒であるが、どちらも相手がフィンチとリースの2人に協力していることは知らない。

主要なサブプロットとして、新進のギャングのボス、カール・エライアスに協力するNYPDの腐敗警官の組織「HR」が描かれる。警官幹部が主導し、HRのメンバーとエライアスがニューヨーク市の古い秩序を取り戻そうとし、ギャングと警察が協力する。エライアスは、単にニューヨークの組織犯罪の覇権を取り戻すための手段としてHRを利用している。ある出来事によって、ファスコがHRの一員になっている。それにより、リースはHRとエライアスの両方の情報を得ている。

と、まあ一言で言えは犯罪捜査物のドラマです。
ハッカー(フィンチ)と元スパイ(リース)のコンビという、”指示役” + “実行役” はかなり使い古された手法ですが、とにかく脚本・演出が良い。

リースの雇い主のフィンチですが、なんだか従来の映画・ドラマでのハッカーの描き方っていわゆる”スナック菓子ぼりぼり食べる太ったコミック好き”みたいなふざけた演出が多いですけど、そういうのは一切ありません。。
出てくる用語も大分まともですし、キーボードをメッタ打ちして”カモーン、しっかり動いてくれよベイビー”みたいなふざけたセリフとかキャラ設定でもないです。
なにが言いたいかと言うと、終始シリアスに描いてます。

そして一つ特徴的なのが、”The Machine”がピックアップしたナンバーの人物が”被害者”なのか “加害者”なのかすぐには判断出来ない、という所ですね。
そのナンバーの人物を起点に危険な事が起こる(可能性が非常に高い)ということしか分からないんです。
それはThe Machineを作ったフィンチにも分からない。
ストーリー展開の為の後付の設定なのかも知れないですが、うまいなぁと。
ただ、”The Machine”やその生みの親フィンチに関しては(シーズン1では)まだまだ謎の部分が多いです。
そして、視聴者も感じるそういった謎は、ストーリー中でもリースも同じく疑問・謎を抱きつつ進行していきます。
大好きなシーンなんですが、
リースはある日フィンチがカフェで読書しながら朝食をとっている所に現れます。(そもそもフィンチがどこに住んでいるかも明らかでない)そして、フィンチの好物を聞く。でもその質問でフィンチはあからさまに機嫌を損ねる。そしてそういう質問は私には通用しないと、と言い、すぐにカフェを出てしまう。
つまり、好きなメニューの有無で店にくる頻度、そして頻度を元に彼の家が近いのかどうかを探られるのを嫌ったんですが。
そういうフィンチをリースはパラノイアと呼び、パートナーではあるがフレンドではない、といった感じの関係性がまた面白いです。

まだN.Y.P.Dの警官二人もとても良く描かれている。
ファスコはいわゆる悪徳警官なんですが、なんとも憎めない。
生活の為に、生き残る為に、手を汚していく警官です。その弱みを握られてフィンチとリースに協力していく。
カーターはファスコとは対照的に倫理観の真っ当な女性警官。
ただ、その真っ当な倫理観が組織で生き残るためには少々邪魔になる部分もあったり、それを疎ましく思う連中もいたりで。
そこをリースは見込み、手段は違えど目的は共通しているということで説得し、カーターの協力を得て行く。

うーん、ちょっといいセリフもいいシーンもいっぱいあり過ぎるんで、まとまんないですね。
この辺でやめます。
英語の勉強がてらいいセリフ紹介とか今後したいです!
SHARE :

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>